診療科・部門紹介 TOSHIBA GENERAL HOSPITAL

泌尿器科

  • 橿淵 啓史
    部長橿淵 啓史

基本情報

前立腺疾患、尿路結石症、尿路感染症から尿路・性器の悪性腫瘍や副腎疾患、女性の尿失禁まで泌尿器科疾患を幅広く扱っています。
年間の外来患者数(図1)はここ3年は13,000名程度で多くの患者さんにご利用頂いており、患者さんのQOLを重視した診断・治療を心がけています。
入院患者数(図2)は昨年は約320名で、その90%が手術または検査のための入院です。
入院患者さんの疾患(図3)は10年前に比べて悪性疾患(がんの検査や治療)の割合が増加しています。治療術式(図A)は年度により差が見られますが、臓器保存を原則とした低侵襲手術を心掛けています。
入院手術症例の80%以上でクリニカルパスを導入し、患者さんの早期退院に努めています。また、ある程度の出血が予想される待機的な手術では、自己血貯血を積極的に行い輸血をなるべく避けるよう努力しています。
近年増加している前立腺がんの早期診断・治療にも積極的に取り組んでおり、適応があり手術を希望される患者さんには根治手術を行っています。
手術日を除く火・木・金曜日は午後も外来診療を行っていますので、お気軽にご利用下さい!

当科の取り組みと治療成績など
  • 前立腺がんの急増に対応すべく、前立腺がん患者の早期発見・治療に努めています。
  • 入院手術・検査症例の80%以上でクリニカルパスを導入し、患者さんの早期退院に努めています。
  • 手術時の輸血をなるべく避けるため、待機的手術で貧血のない患者さんでは、自己血貯血を積極的に行っています。
前立腺がんの診断と治療

この20年間に胃がんで死亡された方は1.5倍程度の増加にすぎませんが、前立腺がんで亡くなられた方は10倍くらいに増えています。また、今後も前立腺がんの死亡数はますます増加することが予想されています。年齢とともに増加し典型的な高齢者がんと言えます。
前立腺がんの診断には50歳を過ぎたら、PSA(前立腺特異抗原)という血液マーカーを測定していただきます。PSAは前立腺がんの90%以上で異常値を示しますので、たいへん有用なスクリーニング検査です。確定診断のための前立腺生検(組織検査)は毎年140-150名ほど行っていますが、50%前後の陽性率(図B)です。天皇陛下が治療を受けられた2003年、品川区のPSA検診が開始された2006年を契機に生検件数が各々増加しています。がんの病期診断にCT,骨シンチグラフィーなどの画像検査を行います。
当科を受診しPSAを測定していただければ、早期に診断され根治できる症例も増えると推定されます。当科では、早期に見つかり75才以下の合併症のない患者さんでは、積極的に根治手術(図C)を行っています。また、手術を希望されない患者さんや高齢の方にも身体に負担のかからない治療オプションとして放射線療法(図D)があります。当院でも放射線治療専門医の協力の下、年間25-30名程度の患者さんにご利用頂いております。
なお、2006年より品川区のPSA検診の拠点病院として精査・治療に取り組んでいます。

各種図表

【図1】外来患者数の推移(2005-2014)

外来患者数の推移(2005-2014)

【図2】入院患者数/手術患者数の推移(2005-2014)

入院患者数/手術患者数の推移(2005-2014)

【図3】入院患者疾患別割合(2005-2014)

入院患者疾患別割合(2005-2014)

研究・施設認定等

研究
施設認定
  • (社)日本泌尿器科学会専門医教育施設(基幹教育施設)

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